こんにちは。つるけら(@tsurubloger)です。
本記事では本屋で4年間アルバイトしていたわたしが、本屋でのあるあるを9つ紹介します。
今回は人物に重点をおいて紹介します。
全体的なお客様の雰囲気や、個人的に印象に残った方などなど。
「やっぱそんな感じなんだぁ」って人から「そんな人いるの!?」ってところまで、ぜひ楽しんでいってください!
客層はかなり良い
まずは全体的な話です。
本屋って雰囲気が落ち着いていて、客層もいいイメージがあります。
で、実際かなり客層がいいと感じました。
読書をする=落ち着いた性格の方が多いのもありますし、店内に流れるクラシックや紙の香りなども、そのような要因になっているのではないでしょうか。
騒ぐ学生軍団や、やっかいなクレーマーに会うこともほとんどなかったです。
頑張って袋とじを覗く小学生
週刊誌にある少しアダルトな袋とじ。
やはり年頃で気になるのか、一生懸命中身を見ようとする小学生がいます。
本人はバレてないつもりでしょうが、店員からしたらバレバレです。
商品が傷むかもしれないので止めないといけない、ただ見たい気持ちはすごく分かります。
袋とじ見てるのを指摘されるのはトラウマ級に恥ずかしいだろうなぁ……。
葛藤の末、わたしは見守ることにしました。
毎月Vジャンプを3冊買っていくデュエリスト
『Vジャンプ』ってご存じですか?
集英社が毎月発行しているゲームの情報満載の雑誌です。
かならず付録で遊戯王カードが付いてくるため、一部では月刊遊戯王とも呼ばれています。
それを毎月3冊買っていく人がいます。
なぜ同じものをそんなに買うのかというと、遊戯王は同じカードを3枚まで使えるルールがあり、3枚必要になることがあるからです。
知らない人から見たら奇妙な光景ですが、デュエリストの間では常識。
ちなみに当時わたしもデュエリストだったので、何の疑問もなくレジをしてました。
タイトルうろ覚えのおじいちゃん
「あの、今日の新聞にのってたアレある?タイトル何だったかな……」
これ、本屋でアルバイトをしているとよく言われます。
さすがに新聞広告までは把握できないので、お客様から聞き出そうとするも、高齢になるとなかなか思い出せない様子。
結局、家に帰って新聞ごと持ってきたりします。
わたしが印象に残っているのは、話題の『花火』はないのかと必死で聞いてくる80代くらいのおじいちゃん。
話を聞いているうちに、もしやと思い「もしかして『火花』ですか?」と言うと、一瞬固まったあと「それそれ!逆だったねぇ」と大笑いしてました。
人間の脳みそって案外適当ですよねぇ。
週刊ベースボール片手に野球を語るおじさん
週刊ベースボールを毎週買いにきてくれていた常連のおじさん。
お会計の際、かならず野球について語っていました。
そんな人が3人はいたので、野球好きは語るのが好きなんでしょうか。
「巨人が調子いい」とか「阪神がまた負けた」とか、それはもう熱心な様子。
ただ、混雑しているときでもお構いないなので、やや困ったお客様でしたね。
成人誌を読み上げさせるやつ
本屋には商品取り寄せのサービスがあります。
お客様から注文を受け、商品取り寄せの手配をし、届き次第その旨をお客様に連絡、という流れです。
お客様に連絡する際は「ご注文頂いてた○○(本のタイトル)が届きました。またお越しください」と伝えます。
いまはネット通販があるため利用は少ないですが、中高年からの利用はいまだにあります。
で、利用者のなかには成人誌を注文する方もいました。
成人誌についてはタイトルを読み上げないことになっているのですが、中には「確認のためにタイトル言ってもらっていいですか?」という輩も。
おそらく女性店員に恥ずかしい言葉を言わせようとしているのでしょう。そういう性癖なんですかね?
こういう事もあるので、成人誌については男性店員が連絡することになりました。
あらゆるファッション誌を買っていく美容師
美容院ってどこも様々な雑誌がおいてありますよね。
特にファッション誌が多いです。
わたしは働いていて本屋の近くに美容院があり、そこの美容師が毎月いろいろなファッション誌を買ってくれていました。
ファッション誌って結構重さがあるので持って帰るのも大変なのですが、いつも大量購入されていました。
お客様をヒマにさせない努力、すばらしいです!
購入したBL本すべてにカバーを付けるお姉様
表紙がすこしセンシティブな漫画ってありますよね。
BL物だと多い気がします。
そんなBL本を毎回十数冊買って下さるお姉様がいました。
表紙はどれも服が乱れた男性同士が見つめ合っているものばかり。
さすがにそのまま持って帰る訳にいかないのか、全ての本にブックカバー付けるよう頼んでいました。
ブックカバーは言ってもらえれば何冊でも付けられるので、安心して言ってください!
店員のタイプはさまざま
最後は本屋で働いている店員についてです。
書店員ってみんな読書好きで落ち着いているイメージがありませんか?
実際は全く違います!
わたしが働いていてた本屋では、ホントにさまざまなタイプの人がいて
- 読書を全くしない
- パチンコ好き
- 飲み会大好き
などなど。もちろん読書好きの人もいました。
想像以上にアクティブで社交的な人が多かったです。
まとめ
本屋でのアルバイトあるある、楽しめましたか?
今回は人物に重点を置いて紹介しました。
業務に重点を置いて記事もあるので、そちらも合わせて読んでください!
それではノシ
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